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2021.10.21

修身教授録 第1部第28講『一人一研究』

皆さんこんにちは。

NEVER TOO LATEの山田です。

今回は第1部第28講『一人一研究』について書いていきます。

森信三先生のお言葉をお借りしながら、基本的には学生の皆さん向けに、ラストでは指導者の皆さん向けにお伝えしていきます。お子さんを持つ保護者の方も、家庭では指導者になると思いますので是非お読みいただけると幸いです。

 


 

「人には必ず特色があり、それをもってする役割がある」

そしてそれは

世界で唯一無二」です。

 

現在の世界人口を見ると78億人を超えます。また、1日に22万人、1年で8000万人のペースで増加。

あと2年もすれば80億人になります。

それほどたくさんの人が地球上にいる中で、全く同じ人は一人として存在しないのです。

一人一人の顔や性格、得意分野や苦手分野、好きなこと嫌いなこと、それらを大まかに分類することはできても全く同じにはなり得ません。

だれかの好きや得意は、他のだれかにとっての苦手や嫌いであることは当然のようにあるのです。

その中で、互いに補い合って発展してきているのが人類です。

 

だからこそ

「何か一つ得意な方面の研究をする」ことがいいのです。

勉強でもスポーツでもその他のことでもなんでもいいので、得意なことを極めていくことが、それが苦手なだれかの助けや貢献に繋がったりするのです。

 

しかし

 

「自分の特色は早くから出そうとして出るものではない」

自分の特色はいろいろな経験を積んだり、知識教養を蓄えていく中で自然とにじみ出てくるものです。

そのため、早い段階で「自分の特色や得意なことはこれだから」と一本の道に決めきるのではなく「得意な方面」にして複数の道を作ることで、自分の特色もより出やすくなります。

そして、得意な方面の研究を貫き、にじみ出てくる特色を持ち、役割を遂行することで、必ずその業界の発展に寄与する人財になるのです。

 

学生として多くのことを学び経験している時期は「自分の特色」を探し「どの方面で活躍する人間になるのか」を見つける最高の期間です。ぜひこの期間を大切にして、社会の発展や豊かな世界の創造に力を与えられるような人になれるよう頑張ってほしいと思います。

 


ここまでお読みいただきありがとうございました。

それではラストの指導者向けのところに入っていきます。


 

指導者は「あらゆる方面に対する知識教養が必要になる

なぜなら、一つのことばかりしか知らず、広く様々な事柄を大観できていないと将来ある学生を導くことができないからである。

その中でまず第一に「得意な方面」の研究をしていくことは学生時代と変わらず重要です。その研究はやめることなく継続していきますが、他でもない唯一無二の自分の特色や役割を発揮し、将来ある学生を導いていく為にも、他の知識教養も深めていくことが大切です。

得意な方面の知識教養も、他の知識教養と重なり合っている部分が必ずあります。だからこそ、得意な一つの視点だけでなく、他の方面から得られる様々な視点も加わえていくことによって、より深みのある本質的な指導をすることに繋がるのです。

そしてそれが、大きな意味で「国民教育」の大道を照らすものになるのです。

 


 

学生時代は、自らの特色や役割を持って、社会にどうやって貢献していくかを考える最高の期間であり、大人になればそれを発揮して社会をより豊かにしていく期間です。

そして指導者になれば将来ある学生を導いていく最高の期間です。

そう考えてみると

人生はいつも最高だ!!

と改めて感じます!

地球という場所に、世界を豊かにする役割を持って生まれたこと、そして最高な人生を歩めることに幸せを感じるとともに、心から感謝をします。

 

ありがとうございます!!

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